歯の最も重要な役割は言うまでもなく噛むことです。
しかし、これ以外に歯には顔の表情を決定するという重要な役割もあることを忘れてはなりません。
顔貌、表情、喜びの表現、自然な笑いに歯は大切な役割を果たしています。
歯は会話を交わすためにも、美しい表情にも不可欠な要素です。
歯はその人のライフスタイルやライフクオリティーに大きく影響しているのです。
歯を失うこと
私達は歳を重ねるにつれ、虫歯や歯肉の病気、あるいは事故などで歯を失うトラブルに見舞われることがあります。
奥歯を数本失うより、前歯を1本失うほうが心理的につらいかもしれません。
たった1本の歯を失うことで、歯の機能と審美性が崩れ、食事の時や外見上で不都合を感じるようになってしまいます。
歯を失ったあなた、すなわち患者はできるだけ簡単で目立だない方法で失った部分を修復することを切望するでしょう。
歯を失うということは歯冠だけでなく咬む力を支える歯根までもを失ってしまっているのです。
失った歯をもとに戻したいというあなたの願いは、インプラント治療によってかなえられるでしょう。
歯を失ったままにしておくと・・・
生活のさまざまな場面で悩みがでてきます。
例えば・・・
- 噛み合わせが悪くなり、食事が楽しめない。
- 言葉をうまく発音できず、人との会話にためらいを感じる。
歯を失ったことが原因で生活を十分に楽しめていないと感じているのは、あなただけではありません。
あなたの悩みを解決するために、インプラント治療を考えてみませんか。
すべての歯を失うと、顔の輪郭が変わり、表情が老けて見えます。
天然歯に近いインプラントとは・・・
- インプラントは、あごの骨に埋め込まれる純チタン製の小さなネジです。
- インプラントは、50年な上にわたり、研究・開発されている技術です。
歯科用インプラント
歯科用インプラントとは天然歯根の代用となる人工歯根のことです。インプラント本体は外科手術により
顎の骨に埋め込みます。
埋め込まれたインプラントは、平均6~12週間の治療期間を経て骨にしっかりと結合します。
この期間、ストローマンインプラントの場合はインプラントの頭を歯ぐきの外に出した状態ですので、他のインプラントを使用した場合のようなインプラントの頭を出すための2回目の手術をする必要がありません。
※患者さんの状態によっては、ストローマンインプラントも手術2回法を選択する場合もあります。
また、インプラント手術の前に、骨を形成する為の手術が必要となる場合もあります。
詳しくは歯科医師の先生にご相談下さい。
▲インプラントを埋入した状態。
▲骨と結合し、歯肉と密着固定している様子がはっきりと分かります。
インプラントの材質には純チタンが使用されています。純チタンは生体組織に良く適合します。骨としっ
かり結合し、歯肉と密着固定したインプラントは、上部に取り付ける修復歯のしっかりとした土台となります。