先日発行されたすぱいす181号(10月4日発行)のドクターズメッセージにて「インプラント治療」についてお話いたしました。
当院ではインプラント治療も行っています。
インプラントは歯を失った人が噛む機能を回復する治療法のひとつで、顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、人工歯を取り付けて固定するというものです。
自分の歯と同じような見た目や噛み心地が得られることから、50~60代を中心に人気が高まっています。
最近は立体的な画像診断ができる歯科用CTが登場しており、術前に骨の位置や幅などを確認できるので、よりスムーズな治療が可能になりました。
インプラントには様々なタイプがあり、それによって費用も異なります。
また、より良い治療結果に導くには医師の経験と技術、治療後のメンテナンスも重要です。
事前に治療内容や費用、術後のメンテナンスの内容や歯科医院側の体制にちて十分に説明を受け、納得できる治療を選択することが大切です。
インプラントを長く維持するには、歯科医師や衛生士による定期的なメンテナンスで、口内環境を清潔に保つことが大事です。
もちろんインプラント治療を受けた人に限らず、悪くなる前に定期受診する「予防歯科」の意識を持つことは、歯の健康づくりに欠かせないことです。
歯科=怖いというイメージがあり足が遠のく方が多いので、歯科医師や衛生士が患者さんとコミュニケーションを図り、恐怖心を和らげてあげることも大切ですね。
すぱいす181号より