先日発行されたすぱいす190号(12月6日発行)のメディカルインタビューにて「インプラント治療」についてお話いたしました。
お口の機能を取り戻す矯正とインプラント
十分な説明を受け納得のできる選択を
大人になってから矯正を始める人が最近、多いと聞きます。
取り外しできるマウスピースを用いた比較的手軽な矯正法が登場するなど、選択肢が広がったことで、大人になってから矯正を希望する方が増えています。お口は、食べ物を最初に取り入れる大切な器官であるとともに、人と会話してコミュニケーションをとるという大事な役割もあります。歯並びを整えることは見た目の美しさだけでなく、食べる、話すなどのお口の機能を高めることにもつながります。
歯を失った場合、どのような治療法がありますか?
虫歯や歯周病などの歯科疾患、または事故などで歯を失った方には、インプラントという方法があります。
外科手術で顎の骨に人工歯根を埋め込み、人工歯を取り付けて固定するというものです。
自然な噛み心地が得られることから、50~60代の方を中心に人気が高まっています。
最近は立体的な画像診断ができる歯科用CTで、従来の平面画像では見えなかった部分まで精密に診断できるようになり、治療の幅も広がっています。
矯正やインプラントの治療を受けるうえで大切なことは?
矯正も、インプラントも、それぞれの歯の状況やライフスタイル、予算などを考慮して適切な方法を選択することですね。
具体的な治療内容や術後のメンテナンスの内容、歯科医院側の設備・体制などについて十分に説明を受け、ご自身が十分納得することが大切でしょう。
すぱいす190号より