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白い詰め物の保険適用範囲が拡大


白い詰め物の保険適用範囲が拡大
当日治療で気になる銀歯を白い歯に

このコンテンツは、熊日すぱいすのメディカルインタビューの記事になります。2018年5月4日掲載

虫歯というと詰め物は銀歯が一般的でしたが、今は白い詰め物も保険診療で治療ができるそうです。
専門医に詳しく聞きました。

虫歯の治療も、見た目の美しさが重視されるようになりました。

以前は、虫歯の詰め物は銀歯というケースがほとんどでしたが、最近は審美性を重視し、治療痕が目立たない白い詰め物を希望する人が多くなっています。素材がプラスチックなので、今まで金属アレルギーで詰め物が出来なかった人にも喜ばれています。素材も年々改良されており、物をかみ砕く奥歯にも対応できる硬い、しかも天然の歯に近い色の詰め物が作れるようになりました。

保険適用の範囲が拡大したそうですね。

患者さんの多くは、白い詰め物=自由診療と思っていますが、素材によっては保険適用で治療できます。
これまでは奥から3番目と4番目の歯(第一小臼歯と第二小臼歯)、金属アレルギーと診断されている人は、奥の2本(第一大臼歯と第二大臼歯)の治療も適用となっていました。
12月から、金属アレルギーでない人も奥の2本が保険適用で治療できるようになりました。また、4月からはブリッジも保険適用で白い歯への治療が可能です。

詰め物は当日治療ができるとか。

今まで詰め物をするときは、歯型を取り、数日後に次の治療という場合がほとんどでしたが、プラスチック製の詰め物は削った波に素材を埋め込む方法なので、治療時間が短縮され、数本同時に当日治療が可能です。歯石取りや歯周病の治療と変更した治療もできるので、詰め替えと一緒にお口の中のメンテナンスをしてみてはいかがですか。詳細は、歯科医に相談してください。

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