こんにちは。熊本県熊本市にある関歯科医院です。
白い歯は健康的で清潔な印象を与えます。歯の着色や黄ばみが気になり、ホワイトニングを試したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし、ホワイトニングは保険適用外の施術のため、高額な場合が多いです。歯科医院によって費用が異なるので、ホワイトニングの相場が気になる方も多いでしょう。
今回は、ホワイトニングの費用相場とホワイトニングの施術が高額な理由について解説します。ホワイトニング費用を節約する方法もご紹介するので、ホワイトニングに興味がある方や費用相場を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ホワイトニングの費用を左右する要素
ホワイトニングの費用を左右する要素は、主に以下の4つです。
- 自費診療
- 使用する薬剤や機器
- ホワイトニングの期間
- 定期的なメンテナンス
詳しく解説します。
自費診療
ホワイトニングは保険適用外の自費診療であり、歯科医院が自由に設定できるため、費用にばらつきがあります。自費診療は費用を左右する大きな要素です。
ある程度の相場はありますが、ホワイトニングの施術を受ける歯科医院によって費用が違うことを覚えておきましょう。
使用する薬剤や機器
ホワイトニングは、薬剤を歯に塗布してライトを照射し歯を白くします。濃度や種類によって、ホワイトニングの薬剤の費用が異なります。
歯科医院によって使用する薬剤の種類や機器が異なるため、費用も異なるのです。
ホワイトニングの期間
歯が白くなるまでの期間は、もとの歯の色や、希望の白さによって変動します。ホワイトニングの期間が長くなればなるほど、使用する薬剤の量や照射する回数が増えるため、費用がかかるでしょう。
ホワイトニングの期間は個人差が大きく、費用を左右する要素です。
定期的なメンテナンス
ホワイトニングは歯が白くなれば終わりではありません。定期的にメンテナンスを続けることで、効果を長持ちさせられます。
メンテナンスは歯科医院を定期的に受診して行うため、費用を左右する要素となります。
ホワイトニングの費用相場
ホワイトニングの費用相場を、ホワイトニングの方法ごとに確認しましょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院ですべての施術を行うホワイトニングです。費用の相場は、15,000~60,000円程度です。
歯科医師や歯科衛生士が施術を行うため、過酸化水素が含まれた薬剤を使用できます。歯を漂白する作用がある過酸化水素を塗布した歯に光を照射することで、歯が白くなります。
歯科医院でのみ扱える薬剤と照射機器を使用するため、効果が出やすく手厚いケアを受けられることがメリットでしょう。1回の施術で効果を感じる方も多いですが、歯の表層のみを白くするため、色戻りしやすいです。定期的にメンテナンスする必要があるでしょう。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院でご自身の歯に合ったマウスピースを作成し、ご自宅でマウスピースに薬剤を塗って装着する方法です。費用の相場は、20,000〜50,000円程度でしょう。
ホームホワイトニングで使用する薬剤は、安全に扱えるようにオフィスホワイトニングの薬剤よりも弱い成分で作られています。即効性はありませんが、時間をかけてゆっくりと歯を白くすることが特徴です。
1日に2時間程度マウスピースを装着し、1~2週間ほどで効果を感じられるでしょう。歯の表面だけでなく、内側の象牙質から徐々に白くするため、効果の持続期間が長いことが特徴です。
ご自宅で好きな時間にホワイトニングでき、歯科医院に行く手間を減らせることがメリットでしょう。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、上述したオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。費用の相場は、50,000〜80,000円程度です。
2つの方法を併用することで、歯の表層と内側の象牙質、両方から歯を白くすることが可能になります。歯科医院でオフィスホワイトニングを行ったあと、ご自宅でマウスピースを装着してホームホワイトニングを続けます。
費用はかかりますが、ホワイトニングの効果が最も長く続く方法です。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングとは、医療機関ではないホワイトニングサロンでご自身でケアを行う方法です。費用の相場は、1回あたり2,000〜8,000円程度でしょう。
セルフホワイトニングのサロンには歯科医師や歯科衛生士はおらず、サロンスタッフが施術方法を教えてくれます。歯科医師や歯科衛生士の資格を所有していない人間が他人の口の中に施術する行為は違法なため、ご自身で行う必要があるのです。
歯を漂白する薬剤を取り扱うこともできないため、歯の汚れや着色を落として本来の歯の色に近づける方法といえます。もともと黄色っぽい歯の色の場合は、理想の白さにならないこともあるでしょう。あくまでクリーニングなので、本来の歯の色より白くなることはありません。
歯科医院でのホワイトニングが高額な理由
歯科医院でのホワイトニングが高額な理由は、保険適用外であることが最大の理由です。ホワイトニングは保険が適用されず、歯科医院が自由に費用を決められます。
また、ホワイトニングを行う前にはクリーニングを行います。定期的なメンテナンスも必要なので、ホワイトニング以外の費用も必要になるでしょう。すべて合わせると、高額になるのです。
クリーニングやメンテナンスの費用がホワイトニングの料金に含まれているのか、事前に確認しましょう。
ホワイトニングは保険適用外?
ホワイトニングは、保険適用外の施術です。歯科医院で保険が適用されるのは、歯の本来の機能を取り戻すための治療と判断されるものだけです。例えば、虫歯や歯周病の治療などが挙げられるでしょう。
ホワイトニングは見た目の美しさを向上させることが目的の施術なので、保険が適用されません。
ホワイトニングの費用節約方法
ホワイトニングは保険適用外のため、安くする方法は残念ながらありません。
しかし、高額な場合が多いホワイトニングの費用を少しでも節約する方法はあります。ホワイトニングの効果を長持ちさせることにもつながるので、意識して取り入れましょう。
- ホワイトニング効果の高い歯磨き粉を使用する
- 歯科医院で定期的にクリーニングを行う
- 着色しやすい飲食物を避ける
- ホワイトニングサロンを利用する
詳しく解説します。
ホワイトニング効果の高い歯磨き粉を使用する
ホワイトニング効果の高い歯磨き粉を使用することで、歯の本来の色より黄ばむことを防げます。歯磨き粉は毎日使うものなので、ふだんから着色を予防できるでしょう。
着色をできる限り予防すると、ホワイトニングの効果を高めることにつながります。施術回数を減らせるので、費用を抑えられる可能性があります。
歯科医院で定期的にクリーニングを行う
歯科医院で定期的に歯のクリーニングを行うことで、歯の表面の着色を予防できるでしょう。着色を放置すると、歯の内部に浸透して黄ばみが悪化することがあります。歯科医院のクリーニングでは、ふだんのケアでは落とせない汚れや歯石も除去できます。
定期的に歯のクリーニングを行うことで、着色や汚れを除去できるだけでなく、虫歯や歯周病も予防できるでしょう。
着色しやすい飲食物を避ける
コーヒーや紅茶、カレーなど、着色しやすい飲食物を避けましょう。摂取した場合は、すぐに歯を磨いてください。磨けない場合は、うがいをして大まかな汚れを落としましょう。
また、タバコも歯が着色する大きな原因です。タバコの煙に含まれるヤニは、歯の黄ばみの原因となるだけでなく、汚れや着色を付着しやすくします。歯の白さを維持するには、タバコは吸わないほうがよいでしょう。
ホワイトニングサロンを利用する
サロンで行うホワイトニングは、歯の本来の色より白くすることはできません。
しかし、着色が原因で歯が黄ばんでいる場合は、着色を取り除くだけで歯が白くなることがあります。ご自身で行うため費用が安いので、一度試してはいかがでしょうか。
まとめ
ホワイトニングは、歯を白く美しくするために効果的な方法です。ホワイトニングにはオフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニング・セルフホワイトニングの4つの方法があり、それぞれ施術方法が違うため費用も異なります。
それぞれのメリット、デメリットを理解したうえで、ご自身に合ったホワイトニング方法を選択しましょう。また、ホワイトニングは保険適用外の施術のため、歯科医院や使用する薬剤によって費用が大きく変動します。
ホワイトニングの施術を行ったあとも、白さを維持するためには定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスにかかる費用も比較して検討するとよいでしょう。
ホワイトニングを検討されている方は、熊本県熊本市にある関歯科医院にお気軽にご相談ください。