60分の徹底的なクリーニングで健康な口元を維持
歯科治療は、単に痛みを取り除くだけでなく、より健康な口元を持続させるための重要な役割を果たします。
当院では、予防歯科を最優先に考え、患者様一人一人に対するきめ細かいケアを心掛けております。
一般的な歯科では30分程度で終わらせる予防歯科を、当院では60分間という時間をかけて徹底的にメンテナンスを行います。
一見時間がかかるかもしれませんが、落としにくい汚れをしっかりと取り除き、虫歯の早期発見・治療を可能にします。
あなたの口元の健康を維持し、明るい未来を一緒に追求するため、どんな小さな疑問や不安でも私たちにご相談ください。
下の前歯には歯石がつきやすい!!歯石除去
熊本市西区の歯医者「関歯科医院」では、歯磨きではとれない歯石の除去を行っています。
歯石はお口の疾患の原因にもなりますので、当院までお気軽にご相談ください。
予防歯科のメリット
早期発見・早期治療
定期的な予防歯科診療により、虫歯や歯周病などの口腔疾患を早期に発見し、治療を開始することが可能となります。
口腔衛生の維持
プロフェッショナルな清掃により、日常のブラッシングだけでは落とせない汚れや歯石を除去することができます。
予防指導
正しい歯磨き方法や、生活習慣の改善点など、口腔健康のための具体的なアドバイスを得ることができます。
噛み合わせのチェック
噛み合わせが悪いと虫歯や歯周病、さらには頭痛や肩こりなどの原因にもなるため、定期的にチェックを行うことは大切です。
口臭の予防
口臭の原因となる細菌を定期的に除去することで、口臭を予防することができます。
審美的側面
定期的なクリーニングは、歯を白く保つだけでなく、歯並びや噛み合わせの状態を良好に保つことで、美しい笑顔を維持することができます。
全身の健康
口腔の健康は全身の健康に直結しており、特に心疾患や糖尿病といった疾患との関連が指摘されています。
コスト削減
虫歯や歯周病などの治療に比べ、予防歯科ははるかにコストパフォーマンスが良いです。早期発見・早期治療により、高額な治療費を抑えることが可能です。
定期的な健康チェック
予防歯科を定期的に受けることで、口腔内だけでなく全身の健康状態をチェックする機会にもなります。
歯を長持ちさせる
定期的なメンテナンスは、歯や歯周組織の健康を維持し、歯の寿命を延ばすことにつながります。
予防歯科の主な内容
予防歯科とは、その名の通り、歯科疾患を予防するための治療やケアの総称です。
具体的には、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療、口腔衛生の向上、そして口腔疾患の予防が主な目的となります。
定期検診
定期検診は、予防歯科の一部として重要な役割を果たします。
具体的には、虫歯や歯周病といった口腔内疾患の早期発見・早期治療を可能にし、また重大な疾患を未然に防ぐことを目指して行われます。
定期検診では、まず歯の表面を詳しく観察し、虫歯や歯石の有無、歯肉の状態、歯周ポケットの深さなどをチェックします。
これにより、症状が表面化する前の虫歯や初期の歯周病を見つけることができます。
さらに、必要に応じてレントゲンX線撮影を行うことで、歯と歯の間や歯根の状態を詳しく確認することが可能です。
目視では見えない部分の虫歯や歯根膿瘍、あるいは歯周病の進行状況を把握することができます。
また、口腔内だけでなく、口腔周囲の頸部リンパ節の腫れや、口腔粘膜の異常など、口腔がんの初期症状もチェックします。
定期検診は年に2~4回程度行うことが一般的ですが、口腔内の状態や生活習慣、年齢などにより、必要な頻度は個々に異なります。
ご自身に最適な検診スケジュールを設定させていただきます。
スケーリング
スケーリングは、歯と歯茎の間、および歯の表面に蓄積したプラークと歯石を取り除く治療を指します。
プラークは、食事の残りかすや唾液、細菌が混ざり合ってできる生物膜で、これが歯の表面に付着し、放置すると硬くなって歯石になります。
プラークや歯石は、歯周病の主な原因となるバクテリアの繁殖場所であり、これらを放置すると口臭や歯肉炎、最終的には歯周病を引き起こします。
スケーリングでは、歯科衛生士が、専用の器具や超音波デバイスを使用して、これらのプラークや歯石を根本的に除去します。
特に、歯ブラシでは磨きにくい歯と歯茎の間の「歯肉ポケット」と呼ばれる部分に溜まった歯石の除去に有効です。
しかし、スケーリングだけで口腔内の健康を維持するのは困難で、日々の適切なブラッシングやフロッシング、定期的な歯科検診が必要です。
スケーリングはあくまでプロフェッショナルケアの一部であり、家庭での口腔ケアと併せて行うことで、最も効果的な口腔内ケアを実現します。
PMTC
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、「専門的機械的歯面清掃」と訳されます。
これは歯科専門家が行うプロフェッショナルな歯のクリーニングを指し、特に歯石やプラークの除去に重点を置いた治療です。
日々のブラッシングでは取り除けない頑固な歯石やプラーク、さらには歯の色素沈着までもを歯科医師や歯科衛生士が専門的な器具や技術を用いて除去します。
これにより、歯周病や虫歯の原因となるバクテリアの数を大幅に減らすことができます。
PMTCは通常、3ヶ月に1回程度の頻度で行われることが推奨されていますが、個々の口腔状態や生活習慣により頻度は異なることがあります。
たとえば、喫煙者や口腔内が乾燥しやすい人、歯周病が進行している人などは、より頻繁にPMTCを受けることが必要な場合があります。
さらに、PMTCは口腔内の状態を評価し、必要な場合にはさらなる治療へと繋げるための重要な機会でもあります。
歯科衛生士が直接口腔内を観察することで、虫歯や歯周病の早期発見につながることも多いのです。
PMTCは、口腔内環境を清潔に保つだけでなく、歯周病や虫歯の予防、さらには全身の健康維持にも寄与する大切な治療です。
ホームケア指導
ホームケア指導とは、患者さんが自宅で行う口腔内ケア、特に歯磨きの方法や、食生活、生活習慣などの改善方法について、具体的な指導をすることを指します。
日々のホームケアが、口腔内の健康維持には不可欠であるため、その方法や重要性を理解し、正しく実行できるようにすることが目的となります。
ホームケア指導ではまず、歯ブラシの選び方や歯磨き粉の種類、歯磨きの順序や方法、磨き残しのないようにするポイントなど、基本的な歯磨き方法についての指導が行われます。
また、フロスや歯間ブラシの正しい使い方、舌のお手入れの重要性など、ブラッシングだけでは十分にケアしきれない部分のケア方法についても学びます。
さらに、口腔内の健康は全身の健康と深く関連しているため、喫煙や飲酒の影響、食事の質やバランス、口呼吸の影響など、生活習慣全般についてもアドバイスがあります。
これらは、虫歯や歯周病だけでなく、口臭や口内炎、口腔乾燥など、様々な口腔トラブルの予防にも繋がります。
ホームケア指導は、患者様一人一人の口腔内状態やライフスタイルに応じてカスタマイズされるべきものであり、歯科医療チームと患者様とのコミュニケーションを通じて最適なケアプランを策定することが重要です。
フッ素塗布
フッ素塗布は、主にお子様の虫歯予防のための一環として行われる歯科治療の一つです。
目的は、歯を虫歯に対してより抵抗力のある状態にすることです。
フッ素は、歯の表面に存在するエナメル質を強化し、虫歯菌の産生する酸による溶解を防ぐ作用を持っています。
まず歯を清掃します。
その後、特別に調合されたフッ素溶液またはジェルを歯に直接塗布します。
このフッ素は歯に吸収され、エナメル質を強化する働きをします。
フッ素塗布は、特に虫歯になりやすい人々にとっては、重要な予防策の一つとなります。
予防が最高の治療
「予防が最高の治療」とはよく言ったもので、予防歯科は我々が健康な口腔状態を維持し、人生をより豊かに楽しむ上で絶対に欠かせません。
定期的なチェックアップ、スケーリングやルートプレーニングによる歯石や歯周病の予防、フッ素塗布による虫歯予防、そして日々の適切なホームケア。
これら全てが総合的な口腔ケアを実現し、長期的な歯の健康に寄与します。
また、予防歯科はそれ自体が一種の投資でもあります。
初期段階でのケアと予防によって、将来的な大規模な治療や修復を避け、時間と費用を節約できます。
我々の目指すべきは、自身の笑顔と口腔健康を維持し、生涯にわたって食事を楽しむことができること。
予防歯科を利用し、積極的に口腔健康を守ることで、その目標に一歩一歩近づいていきましょう。