親知らず抜歯


口腔外科認定医による安心の親知らず治療

口腔外科認定医による安心の親知らず治療 親知らずが生えてくると、口腔内に問題が起きる場合が多いです。
特に、親知らずが正常に生えてこない場合や、他の歯への影響を及ぼす恐れがある場合、適切で専門的なケアが必要となります。
当院には、口腔外科の認定資格を保有した歯科医師が在籍しています。
親知らずの抜歯をはじめとする口腔外科の分野に精通しており、患者様が安心して治療を受けられるよう最善を尽くしています。
当院の親知らず抜歯は、できるだけ「早く、痛くなく、治りが良く」を目指しています。
上手な親知らず抜歯は「早い、痛くない、治りが良い」という三つの要素を兼ね備えています。

早い

上手な抜歯は、患者様の不快感や不安を最小限に抑えるために、効率的で迅速な手技が必要です。
しかし、「早い」は単に手際よく行うという意味だけでなく、計画的かつ慎重なアプローチも指します。
事前の画像診断により抜歯する歯の位置や形状、隣接する神経や骨との関係を詳細に把握し、抜歯の手順や方法を事前に計画することで、手術時間の短縮とともに合併症のリスクを低減します。

痛くない

適切な麻酔法と精巧な手技により、患者様の痛みを最小限に抑えます。
手術中の痛みはもちろん、術後の痛み管理にも配慮が必要です。
適切な麻酔や、状況に応じた抜歯手技の選択等、術後の自己ケアのアドバイスも痛みを軽減する重要な要素となります。

治りが良い

抜歯後の経過が順調で、侵襲が最小限に抑えられることが理想的です。
抜歯部の適切なケアや、必要な場合は抗生物質の処方などにより、感染症のリスクを低減します。
また、患者様自身に対する術後ケアの指導(たとえば口腔衛生の維持、適切な飲食、喫煙や運動の制限など)も、治癒を促進する重要な役割を果たします。

CTによる精密な診断

スプリント治療親知らずの抜歯における安全で確実な処置の鍵は、「CT(コンピュータ断層撮影)による精密分析」です。
CTは3次元の詳細な画像を表し、親知らずの位置、形状、大きさ、近隣の神経や根、その他の構造の詳細な視覚化を可能にします。
これは、抜歯前の詳細な計画立案を可能にし、患者様のリスクを最小限に抑える上で重要です。
また、親知らずが下顎骨の中に完全に含まれていたり、感覚神経の近くに位置していたりする場合、CTは特に有用です。
これらの情報は、抜歯の安全性と効果性を最大限に高めるため、歯科医師が抜歯の最善の方法とアプローチを決定するのに役立ちます。
さらに、CTによる精密分析は抜歯時間の短縮にもつながります。
手術前に親知らずの正確な位置を把握していることで、歯科医師は効率的に作業を進めることができ、患者様が診療室に長時間いる必要を減らすことができます。
CTによる精密分析は、親知らずの抜歯において安全性と確実性を高め、患者様の不安を軽減する重要なポイントです。

親知らずの抜歯基準

親知らずの抜歯基準親知らずの抜歯判断は個々の状況により異なります。
そのため、一概に「親知らずは何でも抜いたほうが良い」とは言えません。
親知らずが全く問題なく生えていて、正常に機能している場合は、特に抜く必要はありません。
しかし、一方で親知らずが問題を引き起こす可能性がある場合もあります。
親知らずが正しく生えていない場合、つまり、親知らずが斜めに生えていたり、一部だけが歯茎から出てきている場合、これを「埋伏歯」と呼びます。
このような状態では、親知らず周辺に食べ物が詰まりやすく、虫歯や歯周病の原因になりやすくなります。
さらに、親知らずが他の歯に圧力をかけることで、歯並びに影響を及ぼす可能性もあります。
また、親知らずが生えるスペースが足りない場合も抜歯を検討するべきです。
足りないスペースで親知らずが生えると、他の歯を押し出すことで歯列が乱れる原因となります。
これらの状況を考慮すると、親知らずの抜歯はその位置、成長の状態、口腔内のスペース、そして親知らずが患者様の口腔健康にどのような影響を及ぼすか、など多くの要素を考慮する必要があります。
したがって、患者様一人一人の状況に応じて、適切な診断をすることが最も重要です。

横向きに生えた左下親知らずの抜歯!

熊本市西区の歯医者「関歯科医院」では、横向きに生えてしまった親知らずの抜歯・治療にも対応しております。
口腔外科認定医による診断のもと最善の治療を行いますので、他院で断られてしまった親知らずなどでお悩みの患者様も当院までお問い合わせください。

親知らずを抜いた方が良いケース

正しく生えていない

親知らずが斜めに生えている、または部分的にしか顔を出していない場合(これを「埋伏歯」と言います)、親知らず周辺に食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病を引き起こす可能性が高まります。

他の歯への影響

親知らずが他の歯に圧力をかけ、歯並びに影響を及ぼす可能性があります。

スペースが足りない

親知らずが生えるためのスペースが足りない場合、他の歯を押し出し、歯列が乱れる可能性があります。

痛みや腫れ

親知らずが生えてきた場合に痛みや腫れを感じることがある場合、これは抜歯の目安となります。

抜かなくても大丈夫なケース

正しく生えている

親知らずが正常に、適切な角度で生えていて、完全に口腔内に顔を出している場合、抜く必要はないでしょう。

健康な親知らず

親知らずが健康で、適切に清掃でき、虫歯や歯周病の兆候がない場合、抜く必要はありません。

適切な位置

親知らずが他の歯や口腔内の構造に影響を及ぼさず、咬む機能に貢献している場合、抜く必要はないでしょう。

よくある質問

Q.右の親知らずを抜いたら、左の親知らずも抜く必要がありますか?
A.左右の親知らずの状態は個々の患者様により異なります。
両方の親知らずが問題を引き起こす可能性がある場合、両方の抜歯を推奨することもあります。
しかし、一方だけが問題を引き起こしている場合、その親知らずだけを抜くことも可能です。
Q.親知らずが生えてきて手前の歯が押され、歯並びが悪くなるのは本当ですか?
A.これはケースによります。
親知らずが生える際に他の歯を押すことがあり、それが歯並びの問題を引き起こすことがあります。
Q.親知らずの抜歯はどんなものでも可能ですか?
A.ほとんどの親知らずの抜歯は当院で行いますが、全身的な健康リスクが非常に高い患者様(心臓病や重度の糖尿病など)、極度の歯科恐怖症で全身麻酔が必要な患者様、抜歯時に神経や血管を損傷する可能性が非常に高い場合などは、大学病院等の専門機関をご紹介することがあります。

親知らずの診断は早期に行いましょう

親知らずの診断は早期に行いましょう親知らずの抜歯は、処置が複雑になりやすいことから不安を感じる方も多いかもしれません。
抜歯ですから、全く痛みがないということも不可能かもしれません。
ですが、できる限り痛みをなくし、術後の違和感も少なく済むように全力で取り組みます。
親知らずの抜歯を検討している患者様、または親知らずが生じている問題に対してご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。

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